フォトスポットの作り方完全ガイド!集客力向上のコツやアイデア集も

「フォトスポットを作るときは何から始めるべき?」
「SNSで映える可愛いフォトスポットを作りたい」

フォトスポットを自作したいと考えている方の中には、このようなお悩みをお持ちの方もいるでしょう。

本記事では、バックパネル型フォトスポットの作り方を徹底解説します。
最後までお読みいただくと、企画やデザインの決め方や集客力アップのコツなど、フォトスポット制作に必要な情報を一通りご理解いただけます。

店舗や施設の集客・宣伝につながるフォトスポット作りの方法を見ていきましょう。

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フォトスポットとは

フォトスポットとは、来場者や顧客が写真を撮影したくなるような、装飾や仕掛けなどが施された撮影用の場所のことです。

定番のバックパネルや顔ハメパネルのほか、バルーンを使った可愛らしい装飾や、錯覚を利用したトリック3Dアートなど、さまざまなタイプのフォトスポットがあります。

近年SNSの普及に伴い、観光地・店舗・イベント会場・商業施設などさまざまな場所で、集客やブランディング強化の手段として活用されています。

フォトスポットを作る3つのメリット

本章では、フォトスポットを作る3つのメリットを紹介します。

集客力アップ

フォトスポットは、視覚的に魅力的な空間を演出すると、通行人や来場者の目を引き、人を自然に惹きつける効果があります。
「写真を撮りたい」「SNSに投稿したい」と感じさせるフォトスポットを作れると、立ち寄るきっかけを生み出せます。

また、フォトスポットが話題になると、SNSや口コミによる拡散効果でより多くの来客が見込めます。

短期間で高い集客効果が期待できるため、新規顧客の獲得やイベントプロモーションの施策としても効果的です。

顧客満足度の向上

フォトスポットは、ユニークなデザインで顧客に記憶に残る体験を提供できます。
単なる買い物や来場にとどまらず、写真を撮る楽しさや友人と共有する喜びなど、付加価値のある体験を提供すると、顧客満足度の向上につながります

また、フォトスポットの体験がSNSで共有されると、満足度が可視化されるだけでなく、ポジティブな口コミによる拡散効果も期待できます。

宣伝効果の獲得

フォトスポットで撮影された写真がInstagramやX(旧Twitter)などのSNSに投稿されると、自然な形でイベントや施設の宣伝が可能です。
特に、企業ロゴやマスコットキャラクターをデザインに取り入れることで、投稿のたびにブランドが目に触れ、認知度アップが期待できます。

投稿を見たユーザーの興味喚起が、新たな来場や購買につながることもあります。

従来の宣伝施策と比べて広告費用を抑えながら、高い波及効果が得られる点もフォトスポットの大きな魅力です。

フォトスポットの作り方

本章では、比較的簡単なバックパネル型のフォトスポットの作り方を解説します。

①テーマとコンセプトの決定

まずは、フォトスポットの目的・季節感・ターゲット層に合わせて、テーマとコンセプトを決めます。
それぞれを明確に設定すると、装飾や配色、レイアウトなど全体のデザイン方針が定まり、統一感のあるフォトスポットを制作できます。

以下は、企画例です。

目的季節感・イベントターゲット層テーマ例コンセプト例フォトスポット例
SNS拡散・集客夏祭り若年層・カップル・Z世代縁日風撮らずにはいられない!SNS映え確実な遊び心満載の演出おばけの立体パネル + 提灯装飾
商品・ブランドPR新商品発売やキャンペーン購買層・ファン層商品モチーフの巨大化商品と一緒に写真を撮ってキャンペーン参加!商品型バルーン + ブランドカラー背景 + ロゴ入りメッセージボード
カップル向けの店舗・施設への誘導クリスマス10代~20代のカップル冬のハートイルミネーション特別な日を大切な人と。幸せな瞬間を共有しようLEDイルミ + ハートアーチ + 店舗ロゴ入りボード

ターゲット層の嗜好やSNS投稿の傾向に合わせて設計すると、訴求力の高いフォトスポットを制作でき、集客効果の向上が期待できます。

②デザインとレイアウトの考案

コンセプトが確定したあとは、具体的なデザインとレイアウトを設計します。

まず、デザインを考える際には、以下の点を意識しましょう。

  • 配色はテーマに沿ったカラーで統一感を持たせる
  • フォントは読みやすさを優先しつつ、コンセプトにマッチしたものを選ぶ
  • 装飾に使う小物にもこだわる

なかでも重要なのが、全体の色使いです。
色は第一印象を左右し、フォトスポットの世界観や雰囲気をひと目で伝えられます。

例えば、可愛らしい雰囲気を演出したい場合はピンク系やパステルカラー、高級感を出したい場合はネイビーやゴールドなど、落ち着いた色味がおすすめです。
ターゲット層に合わせて、色の印象を調整しましょう。

また、レイアウト設計では撮影時の見え方をイメージすることが大切です。
カメラのフレームにどのように収まるか、人物がどこに立つと映えるか、奥行きや高さのバランスはどう見えるかを考慮しつつ構成を決めましょう。

利用者が自由に撮影を楽しめるように、立体感と奥行きを意識した演出がポイントです。

③材料と道具のリストアップ

デザイン画をもとに、必要な材料と道具をすべてリストアップします。
事前に一覧にしておくことで、制作作業をスムーズに進められます。

以下が、フォトスポット制作に必要な主なアイテムです。

カテゴリアイテム例
土台・段ボール
・ベニヤ板
・スチールスタンド
・アルポリ板
背景・パネル
・シート
・ターポリン
装飾・造花
・風船
・LEDライト
道具・両面テープ
・結束バンド
・カッター

コストを抑えたい場合は、100円ショップやホームセンターで手に入る素材を活用するのもおすすめです。

④土台制作

材料を準備できたあとは、制作に取り掛かります。

まず、フォトスポットの基礎となるパネルや壁などの土台部分を制作します。
土台は全体の安定性・安全性に関わるため、使用目的や設置場所に応じて適切な素材と補強方法を選ぶことが重要です。

主な土台の作り方は、以下の3つです。

方法特徴補強方法
スチールスタンドを設置する・軽量
・安価
ロープやワイヤーで固定したり、壁面や柱に連結・補強
ベニヤ板を使用・高強度
・屋外対応
スタンドの設置や、金具やビスでしっかりと床や壁に固定
アルポリ板を使用・軽量
・中強度
複数枚を接合し、裏側にL字支柱や板を取り付けて自立

利用者が触れたり寄りかかったりするため、裏側の補強も丁寧に行うことが大切です。

⑤背景装飾

作成した土台に、背景素材を貼り付けて装飾します。
使用する素材は、壁紙・フェルトなどが一般的で、演出したい世界観に応じて選びましょう。

貼り付ける際はシワや気泡が入らないよう、中心から外側に向かって空気を抜きながら貼るのがコツです。

特に大判の布や紙を使用する場合は、数人で作業し、位置を確認するときれいに仕上がります。

⑥立体的な飾り付けで仕上げ

最後に飾り付けを行います。
平面的でのっぺりとした印象にならないよう、装飾に奥行きや動きを持たせることがポイントです。

  • 手前と奥側どちらにも配置する
  • 大小のアイテムを組み合わせてメリハリをつける
  • バルーンなど吊り下げ型の飾りにより上方向への広がりを加える

装飾には造花やペーパーファン、バルーンなどを使うと、ボリュームが出て写真映えする空間に仕上がります。

耐久性・安全性の高いフォトスポットの作り方

フォトスポットは、小さな子どもからご年配の方まで幅広い年齢層の方が利用します。
そのため、見た目の華やかさだけでなく、誰もが安心して楽しめるよう、耐久性と安全性への配慮が大切です。

本章では、壊れにくく安全なフォトスポットの作り方を解説します。

耐候性・耐久性の高い素材を選ぶ

屋外設置や長期間の使用を想定する場合は、雨風や直射日光にも強い素材を選ぶことが大切です。
例えば、耐候性が必要な屋外設置では、防水・防腐処理済みの合板や、腐食しにくいアルミ複合板などを選びましょう

安全設計を徹底する

フォトスポットの安全性を確保するためには、倒れにくい構造や角を丸める加工が必要です。
特に子どもが触れたり、寄りかかったりする可能性のあるパネルや立体物は、しっかりと固定し、ぐらつきや転倒を防ぐ設計にしましょう。

施工・設置をプロに依頼する

フォトスポットの安全性と仕上がりの美しさを求める場合は、フォトスポット制作の専門会社に依頼するのが賢明です。
特に大型のフォトスポットや屋外設営の場合は、デザインだけでなく、施工や設置にも専門的な知識が必要です。

プロに依頼すると、デザインから施工、安全対策まで一貫して対応してもらえます。
そのため、見た目の完成度はもちろん、強度・安定性・安全性も確保できます。

安全で高品質なフォトスポットの制作は、株式会社メディックにお任せください。
安全性の高い素材の使用はもちろん、一部エリアでは現地設置サービスに対応しています。

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フォトスポット作りのコツ

フォトスポットを作る際は、いくつかのポイントを意識すると、ワンランク上の仕上がりを目指せます。
本章では、特に効果的な3つのコツを紹介します。

照明を工夫する

照明は、フォトスポットの雰囲気を左右する要素です。
そのため、単に明るく照らすのではなく、どのような印象を与えたいかを考えて設計すると、よりおしゃれな雰囲気に仕上がります。

下からライトを当てると、ハロウィンに適した不気味な雰囲気になります。
横からの照明は陰影を強調し、クラシックな美術館風の演出になります。

照明の角度や強さ、色を調整すると、フォトスポットの世界観やテーマに合わせた演出を手軽に行えます。

フォトプロップスを追加する

撮影時に小道具があると、写真のバリエーションが広がり、より多くの顧客や来場者に楽しんでいただけます
具体的には、以下のような小道具がおすすめです。

小道具リストポイント
吹き出しボード黒い画用紙や既製の吹き出し型パネルにすると、メッセージが自由に書けて◎
フォトフレーム顔を出すタイプやInstagram風フレームが人気でおすすめ
アイマスクや帽子仮装気分が味わえるアクセントにGood

多くの方が使用することを想定し、壊れにくいものを選ぶことが大切です。

SNSで拡散されるハッシュタグを考える

作成したフォトスポットがSNSで共有されるためには、投稿時に使ってもらうハッシュタグを考えることが重要です。

以下が、ハッシュタグを設計する際のポイントです。

ポイント
短く覚えやすい#まるっと祭
#映えスポット
ユニークさをプラス#誰でもヒーローになれる場所
イベント名やブランド名を挿入#〇〇フェス2025
#〇〇フォト

考えたハッシュタグは、フォトスポットの目立つ場所に掲示すると、より多くの人に拡散されやすくなります

フォトスポット作成なら株式会社メディックにお任せ

フォトスポットは自作も可能ですが、高品質なフォトスポットを作りたい場合は、株式会社メディックにご相談ください。

株式会社メディックは、フォトスポットの企画からデザイン、制作・施工までワンストップで対応しています。
既製品だけでなく、ご希望のテーマやコンセプトに合わせて、視覚的に魅力的でSNS映えするフォトスポットをオーダーメイドでご提案します。

商業施設・展示会・イベント・店舗装飾などで多彩な実績があり、集客や販促につながる高品質な仕上がりがご好評をいただいています。

また、設置や撤去などの現場対応も含めてサポートが可能なため、初めての方でも安心してご依頼いただけます。

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株式会社メディックが手掛けたフォトスポット集3選

株式会社メディックでは、イベントを盛り上げるさまざまなフォトスポットの制作を承っています。
本章では、過去に手掛けた制作事例の一部を紹介します。

可愛さ抜群の羽を描いたバックパネル

壁に描かれた蝶々の羽の前に立つと、まるで自分に羽が生えたような写真が撮れる、今人気のデザインです。
春のイベントに合わせて可愛いピンク色で統一し、桜の花びらで立体感を演出しました。

羽の大きさや色、デザインを変えるだけで、クールな印象やキュートな印象を与えられます。

面白さで勝負する顔ハメパネル

観光地で定番の顔ハメパネルは、季節のイベントにぴったりなアイテムです。
サンタクロースやハロウィンのカボチャなど、季節感を取り入れたデザインのほか、施設のキャラクターを活用したオリジナルパネルの制作も可能です。

背景がフォトスポットに簡単に早変わりする手持ちパネル

設置場所が限られている場合に便利なのが、手持ちタイプのフォトスポットパネルです。
近年は、Instagramの投稿画面風や雑誌の表紙風などのデザインが人気です。

まとめ:高品質なフォトスポット作りはプロに依頼しよう

フォトスポットの基本的な作り方は、以下の通りです。

  • テーマとコンセプトの決定
  • デザインとレイアウトの考案
  • 材料と道具のリストアップ
  • 土台制作
  • 背景装飾
  • 立体的な飾り付けで仕上げ

デザインやDIYの経験がない場合は、質の高いフォトスポット作りは難しいかもしれません。
そのため、「本格的なフォトスポットを作りたい」「デザインや設営に不安がある」といった場合は、専門業者に相談するのも一つの方法です。

株式会社メディックでは、お客様のご予算やご要望に合わせたオリジナルのフォトスポット制作を承っております。
企画のご相談からデザイン、制作、設置まで、トータルでサポートいたします。

制作可能なフォトスポットや料金の詳細について知りたい方は、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。

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