バルーンフォトスポットは、カラフルなバルーンや可愛いキャラクターで、幅広い世代から人気のあるフォトスポットです。
「どのような手順で作れるの?」「必要な材料は?」など、作り方に興味を持つ方もいらっしゃるでしょう。
本記事では、フォトスポット制作のプロである株式会社メディックが、バルーンフォトスポットの作り方をわかりやすく解説します。
また、長持ちさせるコツや安全に作る注意点など、質の高いフォトスポットを作るためのポイントも紹介します。
オリジナリティあふれるバルーンフォトスポットを作り、集客につなげていきましょう。
バルーンフォトスポットとは

バルーンフォトスポットとは、風船をメインに飾り付けたフォトスポットです。
デザインの華やかさが特徴で、来場者や顧客の目を引き、自然と写真を撮りたくなる空間をつくり出せます。
また、バルーンフォトスポットは飾り方で以下のように分けられます。
- バルーンアーチ:施設の入り口に設置されることが多い門のようなアーチ型デザイン
- バルーンガーランド:壁やテーブルに沿わせて飾る花輪のようなデザイン
- バルーンウォール:壁一面をバルーンで覆い尽くす、インパクト抜群のデザイン
- バルーンスタンド:左右に並べてゲートのように演出できる、縦長に積み上げたバルーン装飾
- キャラクターバルーン:バルーンで人気キャラクターやオリジナルマスコットを再現
バルーンスタンドやキャラクターバルーンのように、フォトスポットを部分的に飾るタイプや、バルーンウォールのように空間全体を演出するタイプなど多種多様です。
バルーンフォトスポットはパーティー会場や商業施設のイベント、展示会などで、集客や会場の盛り上げを目的として幅広く活用されています。
バルーンフォトスポットの魅力
バルーンフォトスポットは、単に写真映えするだけでなく、さまざまなメリットがあります。
本章では、バルーンフォトスポットの魅力を紹介します。
デザインの自由度が高い
バルーンフォトスポットは、ほかのフォトスポットに比べてデザインの幅が広く、比較的自由にアレンジできます。
バルーンの色や形、大きさを自由に組み合わせると、イベントや季節感、ブランドイメージに合わせた装飾が可能です。
例えば、同じ白いバルーンでも、春のイベントではハート型で可愛らしく、ハロウィンではお化けのモチーフに使用するなどさまざまにアレンジできます。
限られた資材でも、多様なアイデアを形にできる点が魅力です。
SNS映えしやすく集客力抜群
カラフルで可愛らしいバルーンフォトスポットは、SNS映えするビジュアルで、来場者や顧客のSNS投稿を促します。
ハッシュタグや位置情報とともに拡散されると、イベントや施設の認知度が高まり、集客につながります。
また、SNS拡散による集客は、広告費をかけずに効果を得られる点もメリットです。
結果として、宣伝コストの削減に貢献します。
設置やレイアウト変更が簡単
バルーンは軽くて扱いやすく、専門的な知識や工具がなくても比較的簡単に設置できる点もメリットです。
短時間で設置できるため、設営時間が限られているイベントや、急な演出変更にも柔軟に対応できます。
また、完成後もレイアウトの変更がしやすく、イベントの進行や来場者の動きに合わせて設置場所の変更や、飾り付けの追加ができます。
さらに、組み立てや撤去が容易なことから、従業員の負担軽減や運営コストの削減にもつながります。
バルーンフォトスポット作りに必要な材料
本章では、バルーンフォトスポットを作る際に必要な材料をご紹介します。
予算や作りたいデザインに合わせて、アイテムを用意しましょう。
バルーン(風船)
フォトスポットの主役となるのがバルーンです。
最近では、100円ショップでもくすみカラーやパールカラーなど、さまざまな色のバルーンが豊富に揃っています。
また、さまざまなサイズを組み合わせると、仕上がりに立体感や奥行きが生まれます。
テープ
テープは、バルーンを壁に固定したり、バルーン同士をつなげたりするために使用します。
壁を傷つけずに飾りたい場合は、壁に養生テープを貼り、その上から剥がせるタイプのコマンドフックやコマンドタブを付ける方法がおすすめです。
また、バルーン同士を接着する際は、グルードットと呼ばれる粘着力の強い専用の両面シールが便利です。
空気入れ・ヘリウムガス
大量のバルーンを口で一つずつ膨らませるのは大変です。
そのため、ハンドポンプは作業の手間を減らすための必須アイテムです。
特に、膨らませる量が多い場合は電動ポンプを活用しましょう。
また、バルーンを浮かせたい場合は、ヘリウムガスを用意する必要があります。
ただし、ヘリウムガスは圧縮容器で搬入されるため、取り扱い・保管・固定などの注意が必要です。
バルーンスタンド・バルーンアーチキット
バルーンスタンドとバルーンアーチキットは、より本格的な自立式のバルーンアーチを作りたい場合に便利なアイテムです。
バルーンスタンド | バルーンアーチキット |
---|---|
・複数のバルーンを縦やアーチ状に固定できる ・支柱やフレーム軽量で持ち運びやすく、イベント会場や店舗前などさまざまな場所に設置可能 | ・アーチ状の骨組みやパイプとバルーンがセットになった商品 ・組み立てるだけで見栄えの良いアーチが簡単に完成 |
どちらも骨組みがあるため、壁のない場所でも安定して設置できます。
屋外イベントや広い会場の入口、来場者を出迎えるゲート演出、撮影スポットを強調したいときに活躍します。
ただし、バルーンの屋外放出は環境被害(野生生物への影響)につながり、地域によっては条例で禁止されている場合があります。
そのため、屋外イベントでバルーンを使用する場合は、自治体への確認を行いましょう。
バルーンフォトスポットの作り方
本章では、バルーンフォトスポットでよく活用される、バルーンガーランドの作り方を詳しく解説します。
ここで紹介する手順をマスターすれば、他のバルーンフォトスポットにも応用できます。
テーマを決めてバルーンの色とサイズを選ぶ
始めに、バルーンフォトスポット全体のテーマを決めましょう。
また、決めたテーマに合わせてバルーンの色やサイズを選ぶと、統一感のあるフォトスポットに仕上がります。
色を選ぶ際は、3色ルールを意識するのがポイントです。
メインカラーを2~3色選び、アクセントカラーを1色加えると、まとまりのあるおしゃれな印象になります。
例えば、ハロウィンではオレンジ・ブラックにパープルを足すといった組み合わせが効果的です。
また、バルーンのサイズは、12インチなどの大きいものと5インチなどの小さいものを7:3程度の割合で用意しましょう。
立体感とボリュームが生まれ、写真映えするフォトスポットが完成します。
バルーンを膨らませる
次に、用意したバルーンをポンプで膨らませます。
大小さまざまなバルーンを作る際は、同じサイズのものでも空気の量を調整して大きさに変化をつけると、より自然な仕上がりになります。
バルーンを飾る
いよいよ、ガーランドの組み立てに入ります。
ガーランドを組み立てる際の手順は、以下のとおりです。
- 大きいバルーンの結び目をテープの穴に通し、2~3個おきに等間隔で固定する
- 大きいバルーンで土台を作り、隙間に小さいバルーンを配置する
- 小さいバルーンはグルードットで大きいバルーンに直接貼り付け、ボリュームを出す
組み立てる際は、バルーンテープと呼ばれる穴が等間隔に空いたテープを使用すると、バルーンを均等に並べられ、きれいなガーランドが作れます。
小物でデコレーションする
バルーンガーランドが完成したあとは、最後の仕上げとして小物でデコレーションしましょう。
例えば、造花やグリーン、リボンをバルーンの隙間に差し込むように飾ると、一気におしゃれさがアップします。
また、メッセージガーランドやLEDライトを組み合わせると、より華やかな演出が可能です。
最後のひと手間を加えると、より魅力的で写真映えするフォトスポットに仕上がります。
バルーンフォトスポットを長持ちさせるコツ
本章では、バルーンフォトスポットを長持ちさせるためのコツを紹介します。
イベント当日に、バルーンがしぼむ事態を避けるためにも押さえておきましょう。
耐久性の高い素材を選ぶ
バルーンは、素材によって耐久性が大きく異なります。
一般的に、ゴム風船は屋内の場合は2日〜3日程度でしぼみ始めますが、アルミバルーンは1週間以上形を保てます。
そのため、長期間の展示や複数日にわたるイベントでは、アルミバルーンを使用すると交換の手間が減り便利です。
ゴム風船を使用する場合は、0.25mm以上の厚手タイプを選ぶと、空気が抜けにくくなり耐久性も向上します。
空気の入れ方に注意する
バルーンを長持ちさせるには、空気の入れ方が重要です。
パンパンになるまで膨らませると、ゴムが伸びて空気が抜けやすくなります。
また、温度変化によって膨張や収縮が起こるため、少し余裕を持たせて膨らませるのがポイントです。
設置環境を工夫する
バルーンはデリケートなため、設置する環境に注意が必要です。
特に、劣化の原因となる直射日光やエアコンの風が直接当たる場所は避けましょう。
また、屋外に飾る場合は風で飛ばされないように、重りやテント用ペグ、結束バンドでしっかりと固定することが大切です。
コーティング剤を使う
より長期間きれいな状態を保ちたい場合は、ハイフロートと呼ばれる専用のコーティング剤を使用するのも一つの手です。
ハイフロートとは、バルーンの内側をコーティングし、空気の抜けを防止するものです。
バルーンフォトスポットを安全に作るための注意点
バルーンフォトスポットは、小さな子どもが近くで撮影したり、触れたりすることがあります。
そのため、見た目の華やかさだけでなく、安全面への配慮が欠かせません。
本章では、誰もが安心して楽しめるフォトスポットを作るための注意点を紹介します。
転倒・落下防止の固定をする
バルーンアーチやスタンドなど高さのある装飾を使用する場合は、倒れないようにしっかりと固定する必要があります。
以下が、転倒・落下防止の基本的な固定方法です。
- スタンドの足元に重りを設置
- ペグやアンカーを地面に打ち込む
- 脚部や接地面に滑り止めマットを敷く
屋外や人通りの多い場所では、二重三重の対策を心がけ、安全性を最優先に設置しましょう。
子どもが触れても安全な設計にする
子どもが走り回るような場所では、バルーンにぶつかって怪我をするリスクが考えられます。
そのため、角のある部材はクッション材や布で覆う、バルーンスタンドは重心を低くして安定させるなど、安全面に配慮した設計を心がけましょう。
また、ラテックスアレルギーの子どもがいる可能性も考慮して、アレルギー反応が出にくいアルミバルーンを中心に使うなどの配慮も大切です。
電気コードや照明の取り扱いに注意する
LEDライトなどで装飾する場合、電気コードや照明の取り扱いには十分な注意が必要です。
子どもがコードに足を引っ掛けて転んだり、コンセントを触ったりしないよう、以下の対策を行いましょう。
- コードは壁際に這わせる
- コードにカバーを付ける
これらの対策により、安全性を高めながら華やかなライト演出を実現できます。
バルーンフォトスポットの制作は株式会社メディックにお任せ
株式会社メディックでは、お客さまのイベントを彩るバルーンフォトスポットの制作を承っております。
創業以来、さまざまな企業イベントや商業施設の装飾など、多様なシーン・目的に応じた施工を手掛けてきました。
本章では、当社の特徴を紹介します。
豊富なフォトスポット制作実績
当社は、バルーンフォトスポットにとどまらず、定番の顔ハメパネルやトリック3Dアートなど、多種多様なフォトスポットの制作実績があります。
これまでの豊富な経験と実績を活かし、お客さまのイベントコンセプトや会場の雰囲気に最適なフォトスポットをご提案いたします。
オリジナルデザイン制作に対応
お客さまのご要望をヒアリングし、世界に一つだけのオリジナルデザインを制作します。
例えば、企業ロゴやキャラクターをかたどった特殊なデザインや、トレンドを取り入れたおしゃれな装飾など、柔軟に対応可能です。
競合との差別化を図りたい場合や、SNSでの拡散効果を高めたい場合にも効果的です。
選べるサイズと材質
小規模なスペース向けのコンパクトなデザインから、会場全体を彩る大規模な装飾まで、ご予算やスペースに合わせて柔軟に対応いたします。
また、通常のバルーンだけでなく、アレルギーに配慮したアルミバルーンなど、材質もお選びいただけます。
バルーンフォトスポット人気デザイン3選
本章では、バルーンフォトスポットの人気デザインを3つ紹介します。
ナンバーバルーン&文字バルーン
ナンバーバルーンや文字バルーンは、周年やイベント名、メッセージをアピールする際に役立つアイテムです。
ゴールドやシルバーのバルーンを選ぶと、一気にお祝いムードが高まります。
季節イベントに合わせたバルーンフォトスポット
ハロウィンやクリスマスなど季節イベントにも、バルーンフォトスポットは大活躍です。
例えば、ハロウィン向けにはオレンジ・黒・紫のように、イベントのイメージカラーでバルーンを統一すると、雰囲気満点のフォトスポットが完成します。
さらに、カボチャやお化けなどのモチーフバルーンや飾り付けを加えると、より一層イベント感が高まります。
キャラクターバルーン
キャラクターバルーンは、人気キャラクターやブランドロゴ、施設のマスコットキャラクターを取り入れたバルーンフォトスポットです。
子ども向けイベントや企業プロモーションにも効果的です
装飾する際は、キャラクターのテーマカラーに合わせて周囲のバルーンの色をコーディネートすると、統一感のあるフォトスポットに仕上がります。
まとめ:バルーンフォトスポットの作り方をマスターしよう
バルーンフォトスポットの基本的な作り方は、以下のとおりです。
- テーマを決めてバルーンの色とサイズを選ぶ
- バルーンを膨らませる
- バルーンを飾る
- 小物でデコレーションする
バルーンフォトスポットは、空気の入れ方や素材選びのポイントを押さえることで、美しく仕上げられます。
高品質なバルーンフォトスポットをご希望の場合は、株式会社メディックにお任せください。
施設の周年祝いや季節のイベント向けのオリジナルデザインにも柔軟に対応可能です。
制作可能なフォトスポットや料金の詳細について知りたい方は、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。
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